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モジラ、「Thunderbird 3」のRC1版をリリース

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:湯木進悟2009年11月26日 08時06分
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 Mozilla Messagingは、「Thunderbird 3」のリリース候補第1版(RC1)をリリースした。Mozilla Messagingは、電子メールの閲覧、作成、保存、検索のスタイルを根底から改良しようとしている。

 Mozillaは米国時間11月24日、Windows、Mac、Linux向けにThunderbird 3のRC1版をリリースしたが、これは11月に入って示されていた予定よりも数日遅れたほか、当初は2008年に計画されていたリリース時期から1年ほど遅れている。Thunderbird 3の正式版は、RC版のリリースからほどなくして発表される予定である。

 Thunderbird 3の開発には、これまで何年もの歳月が費やされてきた。Mozilla MessagingのプログラマーであるDan Mosedale氏は、次期版に関して、今後はもっと頻繁に新版をリリースしていきたいと考えていることを明らかにした。

 Mosedale氏は、Thunderbird 3以降にすべきことをまとめたMozillaの提案で、「Thunderbirdの計画には、より開発プロセスの機動性を高めていくことが含まれる。(中略)非常に長期間に渡って持続するリリースを提供するよりも、これまでのリリースサイクルよりもずっと頻繁にリリースを繰り返していきたい」と述べている。同氏は、「Thunderbird 3.1」からは4〜6カ月ごとにメジャーリリースを提供していく方針を掲げ、Thunderbird 3.1以降で実現予定の一部のアイデアも発表した

 Mozillaは、さまざまな新機能を「Thunderbird 3.0」で追加することを示しており、RC1版のリリースノートには、以下のような点が列挙されている。

  • 特定のメッセージを探し出すための検索機能が強化されている。本当に探しているメッセージを見つけるため、豊富な手法を試すことができる。
  • Googleの「Gmail」にも似た電子メールのアーカイブが採用されている。非常に多くのメッセージを管理するのには適さない、あらゆるメッセージを1つのフォルダに保存するという従来からの手法ではなく、受信ボックスからアーカイブに移すことができる。アーカイブは後から検索することもできる。
  • メインツールバーを簡素化してインターフェースが刷新されており、一部の機能は電子メールメッセージの周囲のフレームに表示される。
  • 「Firefox」ブラウザで成功を収めてきた複数の機能を導入しやすくする、新たなプラグイン方式が採用されている。
  • 電子メール、電子メールフォルダ、その他のタスクをこなしやすくするタブインターフェースが採用された。
  • 新しい電子メールアカウントのセットアッププロセスが簡略化されている。複数の電子メールサービスに対応したプリセット設定も用意される。
  • さまざまな方法でカスタマイズ可能な「スマートフォルダ」が用意されている。たとえば、複数の電子メールアカウントを有するユーザーは、全アカウントの受信ボックスを統合したスマートフォルダを作成可能である。
  • 送信者名の横に表示された星印を1回クリックするだけで、そのユーザーを簡単にアドレス帳に追加することができる。

 ほかに生じ得る不具合などについても知りたければ、Thunderbird 3 RC1の問題点のリストアップを参照してみてほしい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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