Microsoftは米国時間11月9日、時代に遅れまいと外観を一新した「MSN.com」ホームページを公開する。
MSNはMicrosoftの「Bing」や「Windows Live」といった取り組みに比べるとはるかに注目度が低いが、MSNのホームページは今でも、同社のオンライン事業の売り上げにとって重要な原動力であり、Bingへの検索トラフィックを生み出している点でも意義深い。
MSNのゼネラルマネージャーであるBob Visse氏は、「MSNはMicrosoftにとって重要な資産だと考えている」と述べる。
MSNは46の市場のうち約25市場において、今なお最も利用者が多いポータルである。全世界に約6億人のユニークユーザーがおり、人気面でYahooの後塵を拝している米国においても1億人のユニークユーザーがいる。
何カ月も前から準備されてきた今回の新デザインは、Microsoftがフランスでテストしていたデザインに非常によく似ている。
外観が新しくなったホームページは、旧版と比べてリンクの数が約半分に減っており、その分、動画やニュース、ショッピング、検索などの少数のカテゴリに力が注がれている。
また、Microsoftはソーシャルネットワーク人気の活用も試みており、ユーザーがWindows LiveやTwitter、Facebookのフィード閲覧、さらにはステータス更新やつぶやきの投稿も行えるコラムを画面の右側に追加している。ユーザーは以前と同様に、「Hotmail」の受信トレイのプレビューを閲覧することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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