Appleは米国時間10月20日、「iMac」や「MacBook」「Mac mini」の新機種とともに、新しい「Magic Mouse」も発表した。Magic Mouseは、2006年に消費者の注目をあまり集めることのなかった「Wireless Mighty Mouse」を発展させたものだ。新しいMagic Mouseはまた、(「iPod」と「iPod touch」「MacBook Pro」に続いて)マルチタッチ機能に対応するデバイスとなっている。
われわれはマルチタッチ機能をいろいろと試す期間が1日しかなかったので、現時点では「Logitech Performance Mouse MX」から乗り換えるかどうかまだ決めかねている。もちろん、Magic Mouseに美的な魅力があるのは間違いない。底部は滑らかなアルミニウム製で、それを覆うシェルはほのかに光沢のある乳白色のポリカーボネートでできている。表面全体が単一のボタンになっているが(もちろん、Mightyにあったニップルはない)、右クリックを認識したり、左利き用に左右ボタンの機能を逆にしたりできるように、設定を変えることも可能だ。
ユーザーがマルチタッチを利用できるエリアは、マウスの表面全体に及んでいる。そのため、ユーザーはどの部分を指でなぞっても、同じように操作することができるだろう。2つのメインボタンに加え、指1本でウェブページやフォトビューア、文書を360度スクロールしたり、マウス表面を指2本で水平方向になぞるだけでウェブブラウザ内で素早く次のページに進んだり、前のページに戻ったりすることもできる。次に挙げる最後の機能は基礎的ではあるが、便利なものだ。キーボードのControlキーを押した状態で、指1本で上下にスクロールすると、画面上にあるほぼすべてのものを拡大したり縮小したりすることができる。
Mighty Mouseと同様に、Magic Mouseも簡単なBluetoothペアリングを通して、コンピュータに接続される。そして、最新の「Wireless Mouse Software update 1.0」を適用してさえいれば、バージョン10.5.8以上の「Mac OS X」を搭載するすべての「Mac」で使用可能だ。「Windows」ユーザーは、Magic Mouseが非MacのPCに対応していないのを嘆くことになるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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