総務省は10月16日、2008年度における国内通信トラフィック状況の報告書を公表した。
調査は、2008年4月1日から3月31日まで、国内の加入電話、ISDN、IP電話、携帯電話、PHSの利用状況を、国内通信事業者の報告書をもとに集計・分析したもの。
その結果、2008年度の総通信回数は1137.2億回で前年度比2.9%の減少。同様に、総通信時間は42億600万時間で、前年の42億3700万時間から0.7%減少していることが示された。
その内訳では、固定系が481.7億回、15億8800万時間で、それぞれ前年比で11.8%、13.5%の減少。これに対し前年よりも増加が著しいのはIP電話で、通信回数が17.7%増の85.8億回、通信時間が12.5%増の3億9400万時間となった。
また、発信種類別の比率では、通信回数、通信時間ともに移動系がそれぞれ50.1%、52.9%とともに50%を上回りトップ。一方で、固定系が同42.4%、37.7%と全体に占める割合を落とした。
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