ノートPCの冬モデルは、モバイルPCの新製品として、13.3インチワイド液晶搭載モデル「HP Pavilion Notebook PC dm3シリーズ」2機種と、11.6インチワイド液晶モデル「HP Pavilion Notebook PC dm1」をラインアップした。
HP Pavilion Notebook PC dm3シリーズでは、インテルプロセッサモデル「dm3i」と、AMDプロセッサモデル「dm3a」の2機種を発表。両機種ともに、タッチパッド上で2本の指を使い拡大・縮小、回転、スクロールが行えるマルチジェスチャー対応タッチパッドを搭載した。
また、アルマイト加工とヘアライン処理を施したアルミ素材による外装と、マグネシウム合金製筐体の採用によってデザイン性と堅牢性を兼ね備えた。
さらに、dm3iでは高性能な通常電圧版Core 2 Duo SP9300とNVIDIA GeForce 105Mグラフィックスを搭載したハイパフォーマンスモデルと、超低電圧版Celeron SU2300を搭載してバッテリ駆動約10時間を実現した省電力モデルの2モデルを用意した。
dm3aには、AMDの最新プラットフォーム「Congo」をいち早く採用。チップセットにAMD M780G、プロセッサにAthlon Neo X2 L335を搭載し、外付けスーパーマルチドライブが付属する。価格は、dm3iが7万9800円から、dm3aは9万円前後(販売開始予定は11月中旬)となる。
HP Pavilion Notebook PC dm1は、質量約1.5kg、薄さ約19.8mm(最薄部)の薄型軽量な筐体にインテル Celeron SU2300を搭載し、優れたパフォーマンスとバッテリー駆動約8時間のモビリティを兼ね備えた。価格は7万円前後(販売開始予定は11月中旬)となる。
このほか、既存ノートPCの冬モデルとして、17.3インチワイド液晶を搭載し、インテル Core i7プロセッサを採用したハイエンドモデル「HP Pavilion Notebook PC dv7/CT」(13万9650円より)、15.6インチワイド液晶を搭載したスタンダードモデル「HP Pavilion Notebook PC dv6i」(5万6700円から)も発表された。
12.1インチワイド液晶タッチパネルを搭載するHP TouchSmart tx2/CT Notebook PCでは、専用ペンによる繊細な作業と指先による手軽な操作を可能とし、Windows 7のマルチタッチ機能にも対応する。プロセッサにAMD Turion X2 Ultra ZM-85、メモリは最大8Gバイト、HDDは最大500Gバイトが選択できる。価格は8万6100円から。
さらに、ディスプレイの表示領域を1024×576ドットから1366×768ドットに拡大したミニノートPC「HP Mini 110」(4万9980円から)、16インチワイド液晶とインテル製プロセッサを搭載するベーシックなノートPC「HP G61 Notebook PC」(8万円前後)もラインアップされている。
記者発表会では、「HP家の人々」と題した演劇を披露した。1人1台のPCを使いこなす、郊外に住む3家族9人の大家族が織りなす物語だ。
具体的には、小学生の子どもがTouchSmart PCを使い、マルチタッチの機能を使って祖父母の旅行先の地図を確認したり、持ち運べるHP TouchSmart tx2を使い、いまどきの大学生たちが紙のスナップ写真を見るように女の子の写真をデスクトップで写真を楽しんだりする。また、海外旅行先から自宅のPC内にある映像を再生するなど、今回のラインアップとWindows 7の機能を織り交ぜ、日常生活を描いた。
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