セイコーエプソンは10月14日、超小型・高精細の高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「ULTIMICRON」(アルティミクロン)の量産を開始したと発表した。デジタル一眼レフカメラの電子ビューファインダー用として採用を働きかけていくとのことだ。
アルティミクロンは0.47型の液晶パネル。カラーフィルター方式を採用し、解像度はSVGA。sRGBカバー率92%を確保する。エプソンでは、高精細、動きの速い被写体撮影にも対応といった特長をいかし、デジタル一眼レフカメラの光学式ビューファインダーとして利用できるとしている。
新液晶パネルの搭載により、一眼レフカメラに採用されているプリズム、ミラーといった部品をなくし、製品の小型・軽量化につながるとのことだ。
今後は、さらなる高解像度化や高コントラスト化を進めることで、ビデオカメラやヘッドマウントディスプレイなどへも搭載機器を拡大していきたいとした。
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