KDDおよびKDDI研究所は9月29日、「ケータイ×TV連携、FMBCスマートプラットフォーム」(FMBCスマートプラットフォーム)を開発したと発表した。
FMBCとは、固定通信、移動通信、放送を融合した通信サービスのこと。FMBCスマートプラットフォームでは、地上波放送やVOD、インターネットなどから見たいコンテンツを検索し、携帯電話やテレビなどで閲覧できるという。
従来、コンテンツや情報を閲覧するには、地上波放送はTV番組表、ビデオ・オン・デマンド(VOD)はコンテンツリスト、インターネットビデオはウェブサイトからそれぞれ検索しなければならなかった。
FMBCスマートプラットフォームでは、個人の好みからおすすめコンテンツを自動提示する「メディア横断おすすめ視聴」、空き時間を利用して番組のダイジェストが閲覧できる「テレビダイジェスト視聴」、家族で視聴するのに最適なコンテンツ情報を提供する「ファミリーコンテンツおすすめ視聴」、携帯電話で閲覧したニューステキストに該当する映像シーンをテレビ上で再生する「ケータイ・TV連携ニュース視聴」などの機能によって直感的にコンテンツを選択できるという。
なお、FMBCスマートプラットフォームは、10月6日から10月10日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2009」のKDDIブースで展示する予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」