NTTドコモなど、国産ヒノキを使ったケータイ「TOUCH WOOD」を開発

松田真理(マイカ)2009年09月24日 18時37分

 NTTドコモは9月24日、国産間伐材(ヒノキ)を使用した携帯電話「TOUCH WOOD」の試作機をmore trees、オリンパス、シャープと共同で開発したと発表した。more treesとは、坂本龍一氏、細野晴臣氏、高橋幸宏氏、中沢新一氏、桑原茂一氏の5名が発起人として活動する、世界の森林を救うためのプロジェクトだ。

 NTTドコモによれば、これまで木材は耐久性や耐水性、防虫性などに問題があり、携帯電話の素材として利用されてこなかったという。これを克服するため、オリンパスの三次元圧縮成型加工技術を利用し、四万十原産のヒノキを圧縮加工して試作機を作ったとのこと。

 なお、この試作機は、10月6日から10月10日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2009」のNTTドコモブースに出展する予定だ。

TOUCH WOOD 「SH-04A」をベースに試作した実機
イメージモックアップ 木の手触りや手馴染みの良さを追求しデザインしたイメージモックアップ

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