NTTドコモは9月24日、新築住宅向けのホームサーバ「ケータイホームシステム」を開発したと発表した。携帯電話を使って、屋外から自宅のエアコンや照明器具のオン/オフ操作ができるほか、固定電話回線を利用したインターホンの転送、玄関錠の遠隔操作による施錠などが可能だ。
ケータイホームシステムは、宅内制御装置と家電制御アダプタで構成する。JEM-A端子を搭載した家電に家電制御アダプタを接続し、宅内制御装置とZigBeeによるワイヤレス通信をすることで、遠隔操作が可能になるという。
対応機種は、903i、703iシリーズ以降のFOMA端末で、他キャリアの携帯電話にも対応する。ただし、NTTドコモの携帯電話に対しては、専用のiアプリを提供する。
料金は初期費用のみ必要で、月々の料金の支払いは不要とのこと。ただし現時点で、初期費用は未定となっている。
NTTドコモは2009年冬より、住宅デベロッパーやハウスメーカー企業向けに提供を開始し、新築マンションや戸建住宅への導入を促したい考えだ。
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