Q2-1では、1年以内に購入したダイエット商品の情報収集場所と購入場所について尋ねた。すると、情報収集する場所では「インターネットの美容関連サイト」が41.6%で最も多く、次いで「その他のテレビ(番組・CM)」が39.0%、「ドラッグストア等の店舗」が38.6%になった。
インターネット関連では、そのほかにインターネット広告やインターネットショッピングモールが挙がっており、情報収集場所はインターネットに大きく占められていることが分かる。一方、購入場所では「ドラッグストア等の店頭」が52.4%と半数以上を占めており、情報収集場所と購入場所に大きな違いがあることが分かる。
年代別の情報収集場所と購入場所は以下のような結果になった。
10代は情報収集場所として、テレビやインターネット関連、雑誌、モバイル、コンビニエンスストアが他年代よりも多く、他年代に比べ幅広いメディア情報収集していることが分かった。
20代もやや10代に傾向は類似しており、30代になるとインターネットのショッピングモールやドラッグストアの店舗等、接触メディアが限定される傾向にあることがうかがえる。
購入場所については、全年代でドラッグストアの店頭の割合が高い一方、インターネットの美容関連サイトやインターネットのショッピングモールは年代が上がると共に利用割合が高まる傾向にあることが分かった。
Q1の結果から、ダイエットの必要がないユーザーでも商品ニーズは高く、ユーザーによってダイエットに求めるものに対して、違いが見られるのではないかと推測される。また、Q2からは情報収集場所と購入場所が一貫しておらず、ネットで情報を取得して自分に合った商品をできるだけ実際に手にとってお得に購入したいというユーザーのスマートな消費行動が垣間見られた。このような一連のスマートな女性ユーザーの消費行動に合わせ、企業もニーズに合った商品訴求や購入場所の提供等、変化させていく必要があるだろう。
本調査はインターネットリサーチを使ったものです。あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
調査対象:1年以内にダイエット食品を購入したことのある10代〜30代女性
調査期間:2009年9月4日〜2009年9月7日
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:メディアインタラクティブ
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