昭和シェルソーラーは9月7日、宮崎県東諸県郡にCIS太陽電池の第3工場を建設すると発表した。年産規模は900メガワットで2011年の稼働を目指す。
投資金額は1000億円を予定しており、敷地面積は約40万平米。日立プラズマディスプレイの宮崎工場跡地を使用する。今回の第3工場建設により、昭和シェルソーラーの年産能力は、第1工場(年産20メガワット)、第2工場(年産60メガワット)と合わせ、1ギガワットになるとのことだ。
昭和シェルソーラーは、昭和シェル石油の100%子会社。Copper(銅)、Indium(インジウム)、Selenium(セレン)を主成分とし、シリコンを使用しない次世代型太陽電池であるCIS太陽電池の生産、開発を手がける。2007年より商業生産を開始した。
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