IDC Japanは8月31日、6月に実施した国内家庭市場におけるポータブルPCの利用状況調査の結果を発表した。低価格PCの購入ユーザーは、その用途や位置づけを理解して購入しており、インターネットアクセスに関しては満足度が高い一方、画面表示に関する満足度は低いという。
低価格PCとは、インテルAtomプロセッサーおよびVIAのプロセッサを搭載し、画面サイズが7インチ以上13インチ未満のノートPCを指す。
ユーザーは、低価格PCの価格がイー・モバイルのPC購入同時加入キャンペーンによって、さらに購入しやすいというイメージを持っていることがわかった。イー・モバイル同時購入キャンペーンによる低価格PCの購入価格は1000円から3万円未満が中心。また、100円でPCを購入している回答者は、低価格PC購入者の約17%を占めた。
CULV(Consumer Ultra Low Voltage)タイプのCPUを搭載したポータブルPCが一般のポータブルPCよりも安価で発売されている状況については、一般のポータブルPCを購入した回答者から見ると、CULVタイプのポータブルPCも安く、十分な画面サイズであると思われている。ただ、低価格PCを購入した回答者からみるとCULVタイプは高価のため、興味は低いという。
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