インターネット検索は世界中で急激な拡大を続けており、Googleの支配力はますます増大している。
comScoreが米国時間8月31日に発表した世界検索市場のシェアに関する調査結果によると、7月のインターネット検索は前年同月比41%増の1130億件に達したという。それらの検索のうち、3分の2強はGoogleで実行された。Googleのエンジンを使って実行された検索件数も、前年同月から58%増加した。
2位につけたYahooの7月における検索件数は89億件で、首位に大きく水をあけられている。3位には、検索件数80億件の中国のBaiduが入った。これら2サイトはいずれも7月に成長が鈍化したが、4位のMicrosoftは、同社サイト上で実行された検索件数が前年同月比で41%増加した。おそらく、新しい検索エンジン「Bing」を投入したことが原因だろう。
comScoreは、地域別の統計データもリリースした。それによると、7月に最も多くの検索が行われたのは欧州だったが、1人当たりの検索件数が最も多かったのはラテンアメリカだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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