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「Windows 7」の企業にとっての魅力とは--「マイナーリリース」の企業採用率を占う

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年09月02日 07時30分
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 企業が「Windows 7」を気に入るであろう理由は非常にたくさんある。しかし、今も続く不況という凶兆が、新しいOSに移行するそうした理由すべてに暗い影を落としかねない。

 「Microsoftは本当に優れた製品を、本当に悪い時期に発売すると思う」と、Directions of MicrosoftのアナリストMichael Cherry氏は先週、電話インタビューで語った。

 Cherry氏によれば、Windows 7に良い点がたくさんあるのは間違いないものの、その発売は、IT予算が削減され、企業が新規技術プロジェクトを制限し、古くなったデスクトップPCやノートPCのアップデートという大いに求められているプロジェクトまで控えようとしている時期に重なっているという。

 「たとえ企業がWindows 7を気に入っていても、縮小している予算に対してIT部門がするべきあらゆることに比べれば、Windows 7がどれほどすぐに導入されるかは分からない」(Cherry氏)

 企業がWindows 7で魅力に感じるだろう点には、互換性やパフォーマンスが向上したことや、「Windows XP Mode」や「DirectAccess」機能を備えていることなどがあるとCherry氏は語る。DirectAccess機能では、PCがインターネットに接続されていればいつでも、VPNのように企業のネットワークへ自動的に接続することができる。

 Windows 7は、消費者および小規模企業向けには10月22日に発売になる。しかし、ボリュームライセンス契約をしている大企業は、それよりも早く利用できるようになる。とはいえ、ほとんどの大企業は、テストマシン以外では、導入をしばらく先送りするだろう。GartnerのアナリストであるMichael Silver氏は、ほとんどの企業はWindows 7の導入を開始するまで、ほかのリリースと同様に、1年から18カ月をかけるだろうとしている。しかしSilver氏は、「われわれのところには、大企業も含めて、かなり早い移行を計画している企業や団体から驚くほど多くの電話があった」とも述べている。

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