Intelの販売責任者が米国時間7月29日、「Windows 7」は「Windows Vista」より速いペースで導入が進むとの見方を示した。
Intelは2008年、同社のIT部門がWindows Vistaにアップグレードする「必要を感じさせる理由がない」と判断したと報じられ、注目を集めたことがあった。
販売責任者のSean Maloney氏は29日、Intel Technology Summitの席上で「今回はスピードが速くなると思う」と語った。
「Vistaの場合、サービスパックを待つという理由や互換性の問題(という理由)から、導入しないという根拠があった」とMaloney氏は言う。
Maloney氏は「企業顧客の場合、(Windows 7を導入すべき)もっともな理由が今回は存在する。今触れたような議論を不要にする(『Windows XP』との)互換モードが提供される」と述べ、「セキュリティに電力管理。もっともな理由が数多くある」と続けた。
Maloney氏の話題はビジネス関連が中心だったが、同氏は「一般ユーザーでも同様の事態が起きるはずだ」と述べた。
またMaloney氏はネットブックに言及し、ネットブックは初めての購入者を引きつけるものにはならないと語った。同氏は主流のノートPCを引き合いに出し、「初めて購入するなら、本物が欲しくなるものだ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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