Finder
Finder自体のインターフェースの微修正はほとんどないものの、Finder内でのファイルの動きが変わったおかげで、使いやすくなった。Finderウィンドウの右下にズームスライダが追加されており、アイコンを拡大できる。アイコン表示の機能も強化され、複数ページからなる文書をプレビューできるほか、QuickTimeムービーをFinderウィンドウから離れずに再生することも可能だ。
Safari 4
「Safari 4」はしばらく前から広く利用できるようになっているが、Snow Leopardで実行する際には、いくつかの新機能が提供される。Safari 4には、お気に入りのサイトをすべてサムネイル表示し、簡単にアクセスできるようにするTop Sites機能が以前から備わっている。また、訪問したサイトの履歴をCover Flow風のインターフェースで表示できるFull History Search機能も備えている。しかしSnow Leopardでは、Safariには耐クラッシュ機能がある。つまり、プラグインがクラッシュしても、ブラウザ全体がクラッシュすることはない。プラグインをもう一度ロードするには、そのページを再読み込みするだけでよい。またSafariは、訪問しようとしているサイトが、詐欺サイトとして知られているか、マルウェアを配布しているか、あるいはフィッシングサイトとして知られているかをチェックし、もしそうであれば警告する。
QuickTime X
「QuickTime X」はAppleのメディアプレーヤーであり、Snow Leopardではいくつか大幅な改良が加えられた。ムービーを再生している時にマウスをウィンドウの外に動かすと、インターフェースがすぐに消え去って、よりじっくりと動画を見ることができる。動画を見ている時に、新しい「Share」ボタンをクリックすると、動画を「iPod」や「iPhone」「Apple TV」向けに変換することができる。QuickTimeは、選択したデバイスで最適な再生が行えるように動画を変換する。ウェブカメラの動画や音声、スクリーン上でのアクションの録画または録音も、数回のクリックでできる。「iPhone 3GS」を使っている人は、QuickTime Xの新しいトリミング機能に見覚えがあるだろう。この機能を使えば、必要な動画コンテンツだけを取り出すことができる。
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