Time WarnerおよびYouTubeは米国時間8月19日、オンラインの動画配信契約を結ぶに至ったことを明らかにした。
今回の契約により、YouTubeはTime Warnerの提供する短編動画コンテンツの配信を手がけ、そのコンテンツには、映画クリップ、テレビ番組、ニュースなどが含まれることになる。Time Warner傘下のWarner Bros.およびTurner Broadcasting Systemが、埋め込み型のプレーヤーで再生可能なYouTube動画の制作を手がける予定である。
YouTubeからは、CNNのニュース、Cartoon Network、「Gossip Girl」を始めとする各番組へとアクセスできるようになることが発表されている。また、Time Warnerの提供する動画は、Google傘下の他のチャンネルでも幅広く提供されるようだ。さらに、TimeWarnerは、YouTube上に専用チャンネルを立ち上げて、時間枠で広告の販売が行えるという。広告の売り上げは、両社間で配分されることになる。
Time Warnerの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bewkes氏は、今回のYouTubeとの契約が、短編コンテンツの売り上げを確保する良い手段であるとの見方を示している。
この契約は、双方に利益をもたらすものとなるだろう。YouTubeは一層プロフェッショナルなコンテンツを確保することができ、Time Warnerは広告の売り上げおよび番組の統制が行える。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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