シャープ、電話機とデジタルフォトフレームを融合した「インテリアホン」

新澤公介(編集部)2009年08月19日 20時39分

 シャープは8月19日、電話やファックスの機能に加え、デジタルフォトフレームとしても利用できる電話機「インテリアホン」を発表した。カラーはホワイトとブラックで、9月25日に発売する。

 インテリアホンは、7型のタッチパネル付きカラー液晶(800×480ドット)を搭載した本体(親機)と子機がセットになったものだ。「飾りたくなる電話機」や「誰でも安心して使える操作性」をコンセプトにしたという。

 待機時はデジタルフォトフレームとして、写真やカレンダー、時計などを表示する。電話帳に写真を登録しておくと、電話の着信時に相手の写真を大きく表示する「フォト着信」機能を持つ。知らない人からの電話は写真が表示されないため、子供の留守番などにも安心して使えるという。

 電話をかける時は子機を利用し、本体からあらかじめ登録した相手先の画像をタッチして発信する。ファックスは、高速赤外線通信(Irss)対応のデジタルカメラや携帯電話からワイヤレスで画像を取り込んで送信できる。

 このほか、着信相手の名前を読み上げる「誰からコール」機能や、振り込め詐欺対策として15分さかのぼった会話を録音する「戻って録音」機能を搭載。また、迷惑電話には、来客を装う「チャイムでお断り」機能により電話を切るタイミングを作ることができる。

 価格はオープンで、市場想定価格は、本体と子機1台タイプが3万円前後、同2台タイプが4万円前後。

本体部の仕様
液晶表示7型タッチパネル付きカラー液晶(800×480ドット)
内部メモリ128Mバイト
対応メモリカードSDメモリーカード、SDHCメモリーカード(最大32Gバイト)、メモリースティック、メモリースティックPRO(最大16Gバイト)
外部通信機能高速赤外線通信IrSS
大きさ高さ約144mm×幅約216mm×奥行き約109mm
重さ540グラム(ACアダプタ含まず)
コードレス部の仕様
使用可能時間(待ち受け時)約200時間
使用可能時間(通話時)約6時間
充電時間約10時間
大きさ高さ約177mm×幅約48mm×奥行き約31mm
重さ約150グラム(充電池含む)
  • 「インテリアホンJD-7C1CL-W」

  • 「インテリアホンJD-7C1CL-B」

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