シャープは8月19日、電話やファックスの機能に加え、デジタルフォトフレームとしても利用できる電話機「インテリアホン」を発表した。カラーはホワイトとブラックで、9月25日に発売する。
インテリアホンは、7型のタッチパネル付きカラー液晶(800×480ドット)を搭載した本体(親機)と子機がセットになったものだ。「飾りたくなる電話機」や「誰でも安心して使える操作性」をコンセプトにしたという。
待機時はデジタルフォトフレームとして、写真やカレンダー、時計などを表示する。電話帳に写真を登録しておくと、電話の着信時に相手の写真を大きく表示する「フォト着信」機能を持つ。知らない人からの電話は写真が表示されないため、子供の留守番などにも安心して使えるという。
電話をかける時は子機を利用し、本体からあらかじめ登録した相手先の画像をタッチして発信する。ファックスは、高速赤外線通信(Irss)対応のデジタルカメラや携帯電話からワイヤレスで画像を取り込んで送信できる。
このほか、着信相手の名前を読み上げる「誰からコール」機能や、振り込め詐欺対策として15分さかのぼった会話を録音する「戻って録音」機能を搭載。また、迷惑電話には、来客を装う「チャイムでお断り」機能により電話を切るタイミングを作ることができる。
価格はオープンで、市場想定価格は、本体と子機1台タイプが3万円前後、同2台タイプが4万円前後。
液晶表示 | 7型タッチパネル付きカラー液晶(800×480ドット) |
---|---|
内部メモリ | 128Mバイト |
対応メモリカード | SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(最大32Gバイト)、メモリースティック、メモリースティックPRO(最大16Gバイト) |
外部通信機能 | 高速赤外線通信IrSS |
大きさ | 高さ約144mm×幅約216mm×奥行き約109mm |
重さ | 540グラム(ACアダプタ含まず) |
使用可能時間(待ち受け時) | 約200時間 |
---|---|
使用可能時間(通話時) | 約6時間 |
充電時間 | 約10時間 |
大きさ | 高さ約177mm×幅約48mm×奥行き約31mm |
重さ | 約150グラム(充電池含む) |
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」