NECとNECアクセステクニカは7月27日、ブロードバンド対応メール機能付きファックス「ネットワークスピークス」シリーズに新モデル「SP-NA665」を追加し、8月初旬より販売すると発表した。KDDIとNECビッグローブを通じて販売される。
ネットワークスピークスは、従来のファックスや通話機能に加え、ブロードバンドに接続することでPCや携帯電話との間でメールの送受信ができる電話機。新モデルのSP-NA665では、プロバイダーから送付される二次元バーコード「かんたん設定シート」を読み込ませることで、ネットワークやメールの環境を容易に設定できる機能を搭載している。
また、新たに提供される「スキャンtoメール」は、手書きの文書をスキャンすることでJPEGやPDFなどのファイル形式に自動で変換し、PCや携帯電話へ添付ファイルとして送信できる機能。そのほか、受信したファックスやメールの内容を画面上で確認してから印刷できる「見てからプリント」や、携帯電話からvCard形式のファイルを添付して送信してメールアドレスや電話番号をファックスに登録できる機能などを搭載している。
両社では、従来の固定電話と同様の操作でメールを送受信できるため、PCや携帯電話の操作が苦手とされる年齢層の高い世帯へ販売していきたい考え。価格はオープンで、市場想定価格は3万6000円前後。両社では月1000台の販売を目指している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス