ソーシャルOS「Jolicloud」をプレビュー--ネットブック向けOSの魅力と課題 - (page 4)

文:Josh Lowensohn(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年08月20日 07時30分

 こういった欠点はいずれ解決されるだろうか。筆者はそうなることを切に願っている。これは、Jolicloudの楽しい体験を阻む数少ない点の1つだからだ。筆者は、たいていの人より忍耐力がある方だが、ドライバを探さなければならなかったり、特定のアプリケーションを使えなくするバグに対処しなければならなかったりするというのは、本当にいやなことだ。これらの問題を解決する最も簡単な方法は、ハードウェアベンダーと提携して、JolicloudをメインOSまたは代替OSとして採用してもらうことだ。現在Krim氏はJolicloudを無料で提供している。それは始めるには良い方法だ。

長所

  • 無料(今のところ)。
  • インストールとアンインストールが容易にできる、大きなアプリケーションディレクトリ。
  • 付属するソフトウェアを使用した簡単なUSBメモリの作成。
  • 通常のOSを残してインストールする方法を含む、複数のインストールタイプ。
  • 使い慣れた多くのアプリケーションを実行できるWindowsエミュレータ(「WINE」)。
  • OSとアプリケーションの自動アップデート。

短所

  • スクリーンに同時に複数のアプリケーションを表示できない。
  • ダウンロードしたアプリケーションが自動的に整理されて、変更できない。
  • 特定のネットブックモデルでのみ動作し、すべてのネットブックで動作するわけではない。
  • ドライバサポートの制限のように、Linuxに関連した厄介な問題がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

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