「iPhone」や「Android」携帯における「Gmail」のオフラインエクスペリエンスは、登場してから現在までずっと、一方向的な活動だった。送信するメールを作成することはできたが、送信されるまで見ることはできなかった。
だがそれも終わりだ。米国時間8月13日、AndroidユーザーとiPhoneユーザー向けに、Gmailの新機能「Outbox」が登場した。この機能により、送信するメッセージのキューを見る方法がモバイルウェブユーザーに提供される。これらのメッセージは、携帯電話のサービス圏内に戻ったとき、Googleが配信を行う。
われわれは、携帯電話のブラウザでGmailを開いてから携帯電話を機内モードに切り替えて、Outbox機能をテストした。メッセージを作成して送信すると、そのメールが「送信された」旨のGoogleの確認メッセージをまだ受け取る。しかし、Gmailメニューに戻ると、チャットラベルの下にOutboxのラベルが表示されている。これをタップすると、送信待ちの電子メールの件名、タイムスタンプ、最初の行を見ることができる。
Outboxは限定的な読み込み専用の機能であるため、電子メールを編集することはできず、タップして本文全体を読むことすらできない。しかし、電子メールがまだ送信待ちであるということを、一目で確認することができる。
モバイル版Gmailは「iPhone OS 2.2.1」以上を搭載のiPhone、およびAndroid携帯からアクセスできる。英語(米国)で使用可能だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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