グーグル検索の大規模アップデート「Caffeine」--開発意図と検索ランキングへの影響 - (page 2)

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年08月17日 07時30分

 例えば、SearchEngineWatch.comなどの検索関連ブログは、このサンドボックス化された検索システムではWikipediaの結果が少しだけページの下部に押しやられる傾向があると指摘している。

 このことは必ずしも、Caffeineが稼働したときに、結果がどのように表示されるかを示すものではない。しかしこれは、Googleに頼って自分のサイトにトラフィックを集めている人は、Caffeineでの変更点を学ばなければならなくなるということの根拠になっている。現在のところ、Googleは、そのバックエンドアーキテクチャの再構築方法やCaffeineのインデックスプロセスについて、あまり詳しい内容を公表していない。

 Cutts氏は、Caffeineに伴って生じる変更点は数カ月前から作業中であると述べており、Microsoftの「Bing」のスタートや、それに続いてYahooがついに決断した独自検索技術からの撤退は、Caffeineの計画とほとんど関係ないことをほのめかしている。しかしこれは、検索は絶えず発展し続ける製品だが、それを計画どおりに進めて行くには、インフラストラクチャの本格的なアップデートが必要であることを明らかにしている。これは、Yahooの最高経営責任者(CEO)のCarol Bartz氏が、シェア獲得のための新たな努力はもちろん、Yahooの現行の検索への注力を維持するだけでどのくらい費用がかかるか見直したときに、考えていたことだったかもしれない。YahooはMicrosoftとの検索エンジンのアウトソーシング契約の結果として、資本支出を大幅に節減することを期待している。

 Googleは、独自のインフラストラクチャの多くを設計しており、独自のサーバを開発して、それをモジュール式の運送用コンテナの中に積み重ねている。この基本的なGoogleサーバ自体に何らかの変更があるかどうかははっきりしていない。しかしCutts氏は、自身のブログに「Caffeineは、われわれのシステムの大部分にわたる根本的な改造である(むしろ完全な書き換えに近い)」と書いており、単なる検索インデックスのアップデート以上のことが引き起こされる可能性がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

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