映画制作などのエンタテインメント事業は不採算だったゲーム関連事業の売却で赤字幅が縮小した。マーケティング支援事業は、CCCコミュニケーションズをカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に売却したことで部門売上高は半減。人員強化による固定費の増加などで赤字幅は拡大した。
2010年3月期通期では、売上高は16.4%減の156億円、営業利益は26.5%減の2億円を見込む。IMJモバイルで営業統括本部を作ったのに続き、IMJ本体でも第2四半期中に営業組織を強化する。8月11日に開いた決算説明会で、代表取締役社長の廣田武仁氏は、「昨年博報堂の持ち分法適用会社になったことで、4〜6月の博報堂経由売上高比率は過去最高の4.6%(前年同期比1.6ポイント増)になったが、今後も積極的に拡大する」と述べた。12月の本社移転や事業拠点の集約も決まり、コスト削減にも努めることで「通期の黒字は必ず達成する」と強調していた。
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