アイ・エム・ジェイの2010年3月期第3四半期(4〜6月)連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が3億6900万円の赤字(前年同期は1億5100万円の赤字)だった。インテグレーション事業では案件の受注から売り上げ計上まで半年程度かかるため、昨年来の景気後退による減収が大きく響いた四半期となった。
売上高は30億8500万円と31.6%減った。事業再編でグループ会社を売却したこともあり、4事業部門すべてで減収となった。今期もグループ内にいる会社だけで計算しても、15.5%減だった。主力のウェブインテグレーション事業では「顧客が予算を絞り、単価が下落している」(同社)という。ここ数年比較的好調だったモバイルインテグレーションも、システム開発をともなう大型案件が減少し、前年同期の3200億円の黒字から1億2300万円の赤字に転落した。
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