もうすぐ選挙。そこで今回は選挙に関連したウェブサービスを紹介しよう。
最近、ますます注目を集めるtwitterを活用したサービス「ぽりったー」は、政治家のtwitterを表示してくれる。同一ページで政治家たちの発言を眺められるのが特徴だ。「国会議員」「地方議員」「政党」などカテゴリ分けされ、現在は29人の国内政治家が登録されている。運営は制作ユニット「コエカタマリン」によるもの。
学生団体ivoteが運営する「ivoteメールプロジェクト」は、「20代の投票率向上に向けて」運営されているサービスだ。ユーザー登録をして「投票に行こう」と思う日を設定しておけば、その日の朝、リマインドメールが届く。現在は794人(8月7日現在)が投票表明をしている。
フィルモア・アドバイザリーが運営するvizooは、「グラフで語ろう総選挙2009 第45回衆議院議員総選挙特集」を公開。政治や選挙に関するデータがグラフで公開されている。「衆議院選挙」「日本の政治」「日本の財政」「日本の将来」「選挙の争点」の5種類が用意され、「内閣支持率の推移」や「公債依存度推移」「景気動向指数」「省庁別天下り人数」など多数のデータが公開されている。ブログ記事を書く時にデータを埋め込むこともできる。
政治のニュースをチェックするなら、日本インターネット新聞が運営する選挙報道のポータルサイト「ザ・選挙」も抑えておきたい。選挙、政治家、政党、白書、討論会といった政治にまつわる最新情報がデータベース化されている。ニュースはサイト以外にメールや携帯電話、RSS、twitterでも得られる。
さらに、楽天が運営する政治参加啓発サイト「LOVE JAPAN 2009」もある。政治家のプロフィールなどの掲載や、政治家自らの情報なども掲載する。また、クレジットカードを使った「政治献金サービス」を提供している。
なお、政治のポータルサイトとしては、Yahoo!も「Yahoo!みんなの政治」を運営。情報掲載だけでなく、「議員評価」「議案評価」などをユーザー参加型コンテンツとして提供している。たとえば「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案」に対するユーザーの支持動向を見ることが可能だ。
政治家のインターネット利用の試みが増えて来た昨今。このような選挙に関連したウェブサービスも増えてきそうだ。
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