もちろん、そうした未発表のタブレットにキーボードを接続することはできるだろう(「キーボード取り外し可能なネットブック、DEMO 09に登場」を参照)が、キーボードに余計にお金を払うことになるし、絶えず注意を払い、デスクで立てかけるための器具が増えることになる。
特殊な用途には、タブレットコンピュータは役に立つ可能性があるし、実際役に立っている。Aeryon Labsのスパイロボット「Aeryon Scout」では、操縦にタブレットコンピュータを使っている。また消費者分野では、Amazonの「Kindle」は、痕跡のようなキーボードはあるものの、フォームファクタの点ではタブレットであり、ほかのデバイスには全くできないことをするため、うまくいっている。Kindleでは、ほとんどどんな場所でもすぐに本を購入して、印刷された本のページを読むのと同じくらい読みやすいスクリーンで読むことができる。
筆者はほかのコンピュータマニアと同じくらい、美しくて洗練されたハイテクおもちゃが好きだが、マニアの人気は、本物の市場を生むには十分ではない。タブレットが消費者市場に足がかりを得るためには、価格をもっと下げて、もっと多くのことができるようになる必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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