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「Google Chrome」で再浮上のブックマーク同期--「Chrome OS」への布石か - (page 2)

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年08月07日 07時30分
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 ブックマークの同期は徐々に登場するだろう。Steele氏は別のメッセージで、最初のうちは「Google Bookmarks」サービスを使ってブックマークを同期させる方法は提供されないだろうと述べている。Google Bookmarksは、直接、またはGoogleのブラウザツールバーを通じて利用できる。「最初のリリースに向けて、Chromeのインスタンス間で同期を機能させることにのみ焦点を絞っている」(Steele氏)

 同期機能は基本的な機能かもしれないが、Googleはこれを、単にリンク一覧を更新することよりもずっと重要なものだと考えている。実際、設計文書の記載によると、このサービスの処理にGoogle独自の高性能な「Google Talk」インフラストラクチャを使うことを選んだという。これは基本的に、ブラウザが変更に備えてブロードキャストを頻繁にチェックするのではなく、ブロードキャストをリッスンするだけでよいということを意味する。

 この同期インフラストラクチャを多数のユーザーに拡張できるようにするために、既存のXMPPベースのGoogle Talkサーバを活用することにした。アップデートのために、単に規則的にポーリングするのではなく、「プッシュ」動作を利用するためだ。つまり、Google Chromeの1つのクライアントで変更が発生した場合、このインフラストラクチャの1つの機能が、チャットメッセージに似た小さなXMPPメッセージを、アクティブに接続されているほかのクライアントに送信し、同期するよう伝える。

 この方法の利点を広い視点で捉えるために、3分間隔のポーリングについて考えてみてほしい。3分間というのは、われわれが目標として掲げているリアルタイム、すなわち「即時」にはほど遠い。しかし、この場合でもすでに、少なくとも3分間ごとにあらゆるクライアントが、変更がないかどうかサーバに問い合わせる必要がある。たとえ1000人しかユーザーがいなくても、サーバは平均で0.18秒ごとに(つまり1秒当たり約5.6クエリの)ポーリング要求を処理しなければならない。特別なことが何も起こっていないときですら、そうなのだ。XMPPのプッシュを利用すれば、同期サーバは無駄にサイクルを浪費する必要がなくなる。

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