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「Google Chrome」で再浮上のブックマーク同期--「Chrome OS」への布石か - (page 3)

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年08月07日 07時30分
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 ブラウザには、ほかにも同期の可能性が存在する。Chromeの別のプログラマーPeter Kasting氏は、個人的に欲しいものとして、「ブックマークよりも、履歴、訪問済みリンク、『Omnibox』の同期の方に興味がある」と投稿の中で語った。こうした要素を同期するということは、Chromeのあるインスタンスが、別のインスタンスのように動作することを意味するだろう。例えば、別のコンピュータで既に訪問したウェブサイトのアドレスをもっと簡単に探せるようになる。

 しかし長い目で見れば、高性能なインフラストラクチャはいくつかの興味深い可能性を生む。ブックマークやブラウザの履歴一覧を同期するためだけに、レスポンスの非常に速いユーティリティが必要だろうか。複数のアップデートが互いに衝突する危険性があるほどの速さで、ブックマークを保存することなどあるだろうか。

 筆者が思うに、高速メッセージ送信インターフェースのメリットを得られるのは、おそらくChrome OSだろう。結局のところ、Chrome OSでは、ありふれたハードウェア関係の処理は基盤となるLinux OSが行い、ウェブアプリケーションの実行という華やかな仕事はChromeが担当する。

 もしかすると、多数のXMPPメッセージを送信することが、Googleがホストするアプリケーションが互いに同調するのに役立つ状況があるかもしれない。その一例として思い浮かぶのは、既にグループチャット機能を実現するためにXMPPを利用している「Google Wave」だ。Google Waveは現在、ウェブアプリケーションであり、このような低レベル通信の処理にはブラウザを必要としない。だが、もしブラウザに組み込まれるとしたら、もっとうまく機能するのではないだろうか。「Gmail」では、異なるコンピュータ間で受信トレイを同期させるためにIMAPを利用できるが、もしかしたら、XMPPの方がもっと簡単で速いのではないか。

 しかし一方で、Freudが言うように、列車は列車でしかないこともある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

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