NTTソフトウェアは7月22日、固定電話や携帯電話、PCなどのさまざまな端末から、映像や音声を通じて会議に参加できるシステム「リアルコラボ」を販売すると発表した。8月3日より販売を開始する。
リアルコラボでは、固定電話網や移動体通信網、インターネット回線を統合するIP技術を用いたNGN網を利用している。NGN網により、ネットワーク上の帯域を予約し、遅延や停止することなく通信できる。また、NGNに接続可能なさまざまな機器から会議に参加できる。加えて、NTT研究所のメディア処理技術を採用しており、低遅延で音声や映像の送受信が可能だという。最大25拠点まで接続でき、発言拠点の切り替え操作をせずに参加者全員が発言できるとしている。
同社によれば、リアルコラボは専用端末が必要だった従来のテレビ会議システムや、音声遅延の大きなウェブ会議システムと異なり、より多様な端末環境でスムーズな会議進行が可能になるとしている。同社では、オフィスにおける会議以外にも、在宅勤務などでの利用ニーズに対しても、訴求していきたいとしている。
価格は、登録ユーザー100人の場合で600万円(税別)より。
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