三菱電機は7月21日、Blu-ray Discレコーダー「REAL ブルーレイ」の新機種として「DVR-BZ130」を発表した。「録画予約」「再生」など使用頻度の高い機能の操作性を考慮し、新リモコンを採用した。発売は8月1日から。価格はオープンだが、店頭想定価格は12万円前後となる。
リビング・デジタルメディア事業本部家電事業部長の田代正登氏は「地上デジタル放送への移行やエコポイント制度などにより、デジタルAV機器市場の需要は加速している。Blu-ray Discレコーダーも、今後かなりの台数が伸びてくるだろう。こうした需要増を背景に、初心者や高齢者でも使えるユニ&エコな商品を投入する」と開発背景を話した。
DVR-BZ130は320GバイトのHDDとBlu-ray Discレコーダーを内蔵したハイブリッドレコーダー。地上、BS、110度CSデジタルチューナーを2系統備え、HDDへのフルハイビジョン映像5.5倍長時間録画やDVDへのフルハイビジョン記録に対応する。
最大の特徴となる新型リモコンは「予約する」「見る」という2つの操作をしやすいよう、大型のボタンを配置。それら機能に関連した操作ボタンを隣接配置するなど、ステップ数を少なくしたことが特徴だ。再生、録画予約ともに2ステップで操作が完了するという。
また、予約録画した番組の番組部分、もしくはCM部分のみを自動で再生できる「オートカットi」や、スポーツや音楽番組の見所だけを自動で再生できる「見どころ再生」機能など、独自の再生機能を継承している。さらに新機能として、番組部分とCM部分の切り替わりなどのシーンを7画面まで表示する「シーン検索」を初搭載。見たいシーンを画像から探すことができる。
本体にはSDカードスロットとUSB端子を搭載。デジタルカメラ画像やAVCHD方式のビデオカメラなどを接続して視聴することも可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」