Appleのウェブサイトへ何度もアクセスした人の数からすれば、5月にはiPhoneのフィーバーが起きていたようだ。
Nielsen Onlineは米国時間6月29日、Apple.comの5月のユニークビジター数が、他のコンピュータハードウェアメーカーをいずれも上回る規模となる5570万人を記録したとの調査リポートの発表を行った。Appleのサイトへの訪問者数は、(ハードウェアメーカー部門で)2位を記録したHewlett-Packard(HP)の2190万人という訪問者数と比較しても、その倍を大きく上回っている。
5月中にAppleのウェブサイトを訪問したユーザーは、平均すると1時間14分の滞在を記録しており、おそらくは新しい「iPhone 3GS」のリリース前の期待感がその主な要因となっていたと考えられると、Nielsenは分析している。
Dellのサイトへの5月の訪問者数は、1680万人を記録して(ハードウェアメーカー部門で)3位となった。Nielsenによると、ハードウェアメーカーのサイト全体で記録した訪問者数は、2008年5月の5730万人から22%増加して、2009年5月は7010万人に達した。
Appleをめぐるうわさは、ブロガーの間でも5月は持ちきりであった。また、iPhone 3GSに言及したブログの数は、最初に正式アナウンスがなされた6月8日に、前週と比較して1226%も急増した。その後、ブログでの言及は下降線をたどったものの、iPhone 3GSが(米国などで)発売された6月19日には再び倍増した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」