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映画配給のギャガがマネジメントバイアウト、USENから独立

2009年6月30日 17時44分
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 USENは6月30日、連結子会社である映画配給会社のギャガ・コミュニケーションズを、マネジメントバイアウト(MBO)方式により売却すると発表した。ギャガの代表取締役会長である依田巽氏が代表を務めるティーワイリミテッドと、木下工務店のグループ会社で投資用マンションの分譲事業などを行うキノシタ・マネージメントへ保有株式をすべて譲渡する。

 USENは2005年1月にギャガを子会社化し、2006年10月には完全子会社化した。しかし、2008年8月期にはのれんの減損損失や事業撤退損失などにより、多額の損失を計上していた。USENは動画配信サービス「GyaO」をヤフーとの合弁会社にしたほか、ショウタイムを楽天に売却するなど事業構造の転換を図っており、ギャガについても株式譲渡の道をさぐっていた。今回、依田氏がMBOを申し入れたことから、売却に至ったという。なお、依田氏はエイベックスの元代表取締役会長で、現在はドリーミュージックの代表取締役会長や楽天の取締役なども務めている。

 売却金額は、USENと同社子会社であるアルメックス保有分を合計して2億円。売却日は7月上旬の予定で、売却後はティーワイリミテッドが株式の55.0%、キノシタ・マネージメントが45.0%を保有する。

 ギャガの2008年8月期の業績は売上高が103億1800万円、営業損失が6億6100万円、経常損失が8億7400万円、純損失が79億1000万円のそれぞれ赤字となっている。


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