総務省は6月30日、クラウドネットワーク技術の発達を踏まえたさまざまな課題や次世代クラウド技術の方向性を検討するため「スマート・クラウド研究会」を開催すると発表した。
同研究会は、政府が策定した「ICTビジョン懇談会報告書」を踏まえて発足。今後拡大が期待されるクラウド技術の相互運用性の確保や、適切な情報流通のあり方、国際的なルールのあり方といった課題に対して包括的に検討していくという。
同研究会のメンバーには、座長を務める大阪大学名誉教授の宮原秀夫氏のほか、日本IBM会長の大歳卓麻氏、インターネットイニシアティブ代表取締役社長の鈴木幸一氏など15名が参加する。
今後は7月に第1回会合を開催し、2010年6月をめどに取りまとめる方針だ。
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