複数の経路から買い物が可能なケースもあるネットショッピング。多くのサイトでポイント還元サービスも展開されているが、ユーザーはどの程度意識しているのだろうか?20代〜40代の男女587名の回答を集計した。
ネットショッピングの経験が「ある」のは全体の86.5%。そのうちポイント還元率を意識するのは60.0%で、利用率の高い女性と30代で高めの数値がみられた。
なお、ポイント還元率が高くなる購入ルートをインターネットで調べたことがあるのは男性(27.3%)と20代(28.4%)に多く、ネットショッピングの利用率、ポイント還元率を意識するか否かは必ずしも関係しているとはいえなさそうだ。
クレジットカード会社が運営する仮想商店街経由でネットショッピングをするとクレジットカードのポイントが優遇される「クレジットカード会社運営のショッピングサイト」、サイト内でのゲーム、ショッピングなどを利用するとポイントが貯まり、一定ポイントに達すると現金や商品券といったもので受け取りが可能になる「ポイントサイト」、自身で運営しているサイトに広告を掲載してその広告効果に応じて報酬を得ることができるサービスで、自身で商品を購入してもポイントがつく場合がある「アフィリエイト」。この中のどれかを利用したことが「ある」のは54.3%。
最も利用されていたのは「ポイントサイト(79.3%)」で、以下、「クレジットカード会社運営のショッピングサイト(37.3%)」「アフィリエイト(20.7%)」の順。どの項目もポイント還元率を「意識する」人の数値が高かった。
また、それを上回りインターネットで高還元率を調べたことが「ある」人の利用率が高く、「ポイントサイト」で8割、「クレジットカード会社運営のショッピングサイト」で4割半が利用経験を持っていた。
ちなみに、ネットショッピングではどんなものを購入するかを自由回答形式で聞いたところ、「CD」「DVD」「書籍」「衣服」「食品」など多種多様なものが挙がった。また、「ネットで買った方が安く手に入るもの」「ネットでしか手に入らないもの」といったコメントも見られ、安さや希少性も重視されていることがうかがえた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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