地方公共団体における税金、寄付金の収納を代行するYahoo!のサービス「Yahoo!公金支払い」にメール通知サービスが追加され、2009年6月より利用できるようになったが、ネットユーザーはYahoo!公金支払いについてどのように思っているのだろうか。20代〜40代の男女に調査を実施し、687名の回答を集計した。
回答者のうち、ネットショッピングやオークションを利用することが「ある」とした人は全体の67.4%で、年代別では、40代が73.1%と他の年代よりも10ポイントほど高かった。なお、Yahoo!ポイントを「持っている」人は47.2%。
公共料金の支払い方法は「金融機関口座自動引落」が48.9%で最も多く、「クレジットカード」が30.3%で続き、「振込」は9.9%にとどまった。性別、年代問わず順位は同じだったが、40代では「金融機関口座自動引落(56.5%)」、30代は「クレジットカード(34.6%)」が他よりもやや高め。
また、公共料金の支払い方法を見直したいと思ったことが「ある」人は全体の28.2%で、女性が男性より6.1ポイント高く、支払い方法の変更を意識している人が多めな傾向がみられた。
Yahoo!公金支払いサービスを知っているかを聞いたところ、「知っている」と回答した人は40代で14.3%と1割を超えたものの全体では9.2%。しかし、Yahoo!公金支払いのサービス内容を提示した上でいいと思うサービスがあるかとの問いには、37.6%が「ある」と答え、40代では43.5%と4割を超えた。
各種ネットサービスの利用状況別に見ると、「ネットショッピングやオークションを利用する」人では45.4%、「Yahoo!ポイントを持っている」人では51.9%が「ある」と回答しており、普段からネットサービスを利用している人にとってはより魅力的に映るようだ。さらに「公共料金の支払い方法を見直したいと思ったことがある」人においては3人に2人が興味を示しており、サービスの認知度が広まれば利用者が増える可能性がうかがえた。
Yahoo!公金支払いでいいと思うサービスがあるとした人に具体的にどのサービスがいいと思うかを複数回答形式で聞くと、「Yahoo!ポイントで支払える」が63.6%、「クレジットカード会社のポイントがたまり分割払いできるものもある」が62.0%とポイント活用できる点がトップに並んだ。
性別、年代別に見ると、女性「24時間いつでも支払い可能」、30代「Yahoo!ポイントで支払える」、20代「クレジットカード会社のポイントがたまり分割払いできるものもある」のポイントが他に比べ高かった点が目に付いた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス