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「Windows 7」の価格設定とPCメーカーの負担--Windows担当幹部に聞く

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年06月30日 07時30分
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 MicrosoftのWindows担当幹部が米国時間6月25日、米CNET Newsに対し語ったところによると、同社はPCメーカーに対し、「Windows 7」のビジネスバージョンについては「Windows Vista」と同等の価格負担を課すことを計画している一方、「Windows 7 Home Premium」についてはWindows Vistaの対応するエディションよりも価格を下げるという。これはWindows 7のパッケージ製品に対する動きとも一致する。

 Windows 7は、新規PC向けとパッケージ版のどちらも10月22日に米国発売が予定されている。MicrosoftのWindows 7に対する価格設定プランは、MicrosoftとPCメーカーの間に大きな緊張感を生んでいる。両者とも従来のPCに対する需要の低下と価格の落ち込みに対処しようとしている。

 MicrosoftのシニアバイスプレジデントBill Veghte氏は25日のインタビューの中で、価格設定に関して同社とPCメーカーの間に緊張関係があることを認めた。しかし同氏は、これはMicrosoftが同社OSの新しいバージョンの準備を整えたときに必ず起こることだと言う。

 Veghte氏によれば、PCメーカーは「あらゆるものの価格が大幅に下がることを望んでいる」という。

 Microsoftは主流のコンシューマー向けには、1つのエディション、Windows 7 Home Premiumのみを提供する。Windows Vistaでは、「Home Basic」と「Home Premium」の2つのエディションを提供していた。Veghte氏は、PCメーカーから見れば、Microsoftが低価格のPCの選択肢を奪ったことになるということは、理解していると述べた。MicrosoftがWindows 7 Home Premiumの価格をVistaのHome Basicより高く、Home Premiumより安くすることに決めた理由の1つはここにあるという。

 「われわれは融和したアプローチをとった。わたしが価格をつり上げようとしているというようなことではない」(Veghte氏)

 「Windows 7 Professional」については、Microsoftは小売りパッケージ製品と同様に、基本的に「Windows Vista Business」と同等の価格負担をPCメーカーに求める予定だ。ただし、購入者はWindows 7の方がより多くのものを得られるとVeghte氏は述べる。その理由は、Windows 7のProfessionalエディションには、Vistaの場合と異なり、コンシューマー向けのメディア機能も含まれているためだという。

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