大阪府堺市に建設中のシャープの液晶ディスプレイ工場が「改正産業活力再生特別措置法(産業再生法)」で定める「資源生産性革新計画」の第1号に認定された。経済産業省が6月24日に発表した。
同工場では、炭素生産性を21.2%向上することをはじめ、亀山工場を超える環境性能を備えた省エネ設計や生産設備の導入を計画。経産省はこれを評価し、資源生産性革新計画の第1号に認定した。
今回の認定により、シャープは同工場の事業会社への増資に対する登録免許税の減免や、設備の即時全額償却といった税制上の優遇措置が認められる。
同工場は2009年10月に稼動予定で、第10世代と呼ばれる、2880mm×3130mmのマザーガラスによる世界最大の40〜60型大型液晶パネルを生産する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス