米判事、任天堂に対する特許侵害の申し立てを棄却

文:Brendan Sinclair(GameSpot) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年06月12日 18時40分
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 任天堂は、「Wii」を発売してから少なくとも15件の特許関連訴訟を起こされている。こうした訴訟の多くは現在も法廷で審議が続いているが、任天堂は米国時間6月11日、比較的最近起こされた特許訴訟の1つで、Guardian Media Technologiesに勝利したことを伝える声明を出した。

 ロサンゼルスの米連邦地方裁判所Manuel Real判事は、WiiがDVD映画を再生できるという主張を却下した。

 Nintendo of Americaの法務担当シニアバイスプレジデントRick Flamm氏は、声明の中で次のように述べた。「裁判所の決定は非常に喜ばしいものだ。任天堂は特許訴訟に対して積極的に弁護を展開している。任天堂は、Guardianの特許は任天堂の製品と何ら関連がないとして、この訴訟の非常に早い段階で裁判所に訴訟を棄却するよう説得することができた」

 同訴訟が任天堂の製品と関連がないという点について、Flamm氏は正しい。任天堂は、同訴訟における数多くの被告の1社だった。Guardian Media Technologiesはこの訴訟で、テレビ番組やDVDビデオの再生における、ペアレンタルコントロール技術に関する同社の特許が侵害されていると主張している。確かにWiiにはペアレンタルコントロール機能があるが、DVDビデオを再生する機能はない。任天堂は、最初に訴訟が起こされてからわずか6カ月で早々に棄却を勝ち得た。

 2009年になって、テキサス州の連邦地裁判事は、任天堂、ソニー、Microsoftに対する特許訴訟を棄却した。この訴訟はFenner Investmentsが起こしたもので、同社が特許を有する「低電圧ジョイスティックポートインターフェース(low-voltage joystick port interface)」が争点となっていた。最初の提訴は2007年1月だった。

 だが別の特許訴訟では、2008年、判事は、Anascapeへの2100万ドルの支払いを任天堂に命じる判決を覆さなかった。Anascapeはテキサス州を本拠地とし、モーション検知コントローラに関する特許を有している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

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