デルは6月3日、米国で人気のプレミアム・ゲーミング・ブランド「Alienware(エイリアンウェア)」を日本市場で展開すると発表した。その第1弾製品として、デスクトップPCに匹敵するパフォーマンスを誇る17インチ型ノートPC「Alienware M17x」を、同社のオンライン・ストアにて同日より販売する。価格は23万9800円からとなる。
Alienware は、プレミアム・ゲーミング・ブランドとして、デルの個人向けPCのハイエンドブランドに位置づけられる。米国を中心にこれまで6カ国で展開していたが、同日より日本を含む全35カ国にまで拡大するという。
日本市場でのAlienwareブランド第1弾となるAlienware M17xは、圧倒的なパフォーマンスを発揮するNVIDIA GeForce GTX 280M SLI構成1Gバイトを、日本で初めてノートPCに搭載可能とした。また使用用途に応じて、内蔵グラフィックのNVIDIA GeForce 9400M GとGeForce GTXグラフィックを切り替えるBinary GFX機能を搭載できる。ステルスモードでは、ボタン1つで内蔵グラフィックに切り替え、システム全体の消費電力を240Wから65Wまで削減可能だ。
プロセッサには、4コアのインテル Core 2 Extreme プロセッサ QX9300も選択できる。Core 2 DuoプロセッサからCore 2 Quadプロセッサ、Core 2 Extremeプロセッサまで多彩なラインアップを用意した。オーバークロック設定も可能なため、ゲームの時はさらに周波数をあげるなどの設定も可能という。
メモリは最大8Gバイトまで搭載可能で、OSには大容量のメモリをフルに使用できる64bit版のWindows Vista Home Premiumと、Windows Vista Ultimateから選択できる。
ストレージには、最大1Tバイト(500Gバイト×2)のHDDや最大512Gバイト(256Gバイト×2)のSSDの2台構成が選択でき、2台構成時にはRAID 0もしくはRAID 1が構成できるなど、パフォーマンスにこだわるユーザーも満足できる環境を提供する。
ディスプレイは17インチWUXGA(1920×1200)またはWXGA+(1440×900)液晶ディスプレイから選択可能だ。画面全体を1枚のパネルで覆うEdge-To-Edgeディスプレイは、ゲームだけでなくBlu-ray Discコンテンツの視聴といったマルチメディア用途にも最適という。
本体カラーは、スペース・ブラックとソーサー・シルバーの2種類を用意した。筐体デザインにはアルマイト加工が施されたアルミニウムを採用し、斬新なデザインに仕上げたとのことだ。
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