popInはブラウザ拡張ツール「popIn」のブログパーツ版を公開した。6月以降に一般向けに提供する。
popInはInternet ExplorerとFirefoxに対応したブラウザ拡張ツールだ。ウェブサイト上で気になったキーワードや文章を、マウスで選択するだけで検索や翻訳を実行できるというもの。検索や翻訳の結果が閲覧中のページ内に表示されるため、ページ遷移の必要がない。
同社は先日都内にてブロガー向けの発表会を開催。そこでブログパーツ版の「popIn Rainbow」を公開した。
popIn RainbowはブログやウェブサイトにpopInの機能を導入できるブログパーツだ。これを導入したサイトにアクセスしたユーザーは、プラグイン版のpopInを導入しなくとも、サイト上でpopInの機能を利用できるようになる。すでに同社の広報ブログでも導入しているが、現在はクローズドベータで運用しており、一般向けには提供していない。
導入サイトで実行された検索や翻訳などの履歴情報は蓄積されており、サイト内で検索されたキーワードを「注目キーワード」として最大5つまで自動的にアンカータグとして表示するほか、ブログパーツにも注目キーワードをクラウド表示する。なお注目キーワードは現在4時間ごとに更新されている。
そのほか、Amazon.co.jpと楽天のアフィリエイトにも対応する。設定画面からIDを登録しておけば、価格比較や商品検索などの検索結果にアフィリエイトIDを追加できる。
これらの機能によって、「サイト訪問者にとっては読解支援ツールとなる一方、サイト管理者にとってはキーワード単位での解析ツールやアフィリエイトツールとして利用できる」(popIn代表取締役の程涛氏)という。
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