Facebookは、ユーザーによるコンテンツのさらなる作成や共有を可能にすることでアプリケーションの新しい波がやって来ることを狙っている。
ソーシャルネットワーキング企業のFacebookは、新たに複数のAPIを公開した。「Status」や「Notes」「Links」「Video」などFacebookアプリケーションでの共有のためにコンテンツやメソッドへのアクセスが可能になる。Facebookの開発者ブログへの米国時間2月6日付けの投稿で、次のように述べられている。
具体的に、アプリケーションはこれから、新しいメソッドとFQLコールを通じてユーザーのステータスやリンク、ノートのすべてに直接アクセス可能になる。アプリケーションは、アクティブユーザーや、アクティブユーザーから見えるようになっている友人のいかなるステータス、ノート、リンクにアクセスできるようになる。われわれはまた、既存ユーザーのためにリンクの投稿やノートの作成、動画のアップロードを可能にする新しいAPIを開発者向けに公開している。そして、われわれはユーザーステータスの設定を容易にした。
ユーザーによるコンテンツの開発や共有を支援するために、どの様なアイデアが登場するのか非常に楽しみにしている。たとえば、旅行アプリケーションによって、ユーザーは旅行に関するノートの作成や共有、写真や動画のアップロードが実に容易になるだろう。そして、それらコンテンツをそのアプリケーションのプロフィールタブで表示することも可能になるだろう。また、ニュースウェブサイトがFacebook Connectを利用することで、ユーザーはサイトのリンクを容易に投稿できるようになったり、ユーザーの友人がウェブサイトから共有した最近のリンクのすべてを取り扱うことを可能になったりする。
Facebookはこの度の新しいAPI公開の発表で、同社ユーザーの「(積極的な)参加が増えている」と述べた。1500万人以上のユーザーがステータスを毎日更新し、毎月2400万以上のリンクを共有しているという。同社ソーシャルネットワークは1億5000万以上のアクティブユーザーを有している。
Facebookは5日に創業5周年を迎えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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