これまでにも何度かご紹介しているが、農業とインターネット結びつける動きが活性化している。今回も引き続き、その動向をご紹介したい。
まずは動画を使った試みを紹介する。シービットが運営する「菜の花のお米」は、「播州なのはな米」の新米を予約購入できるサイトだ。4月18日にはライブカメラを導入し、お米の収穫までをサイト上で閲覧できるようになった。購入者にとっては商品に対する安心感が高まり、また愛着を持つことができる試みだ。
3月3日には、山梨県で農業を営む24人の女性がポータルサイト「やまなしときめきネットショップ」をオープンしており、個々のサイト上で桃や葡萄などの作物を購入できる。また、各担当者のブログもリンクされ日々の農業活動などを紹介している。ここ数年、トレーサビリティを含め、食物の生産者の顔が重要視されることもあり、このような試みは興味深い。なお、この24人の女性は、インターネットに関してほとんど初心者だったそうだが、今ではマイクロソフトの社会貢献プログラム支援事業にも認定されている。
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