「Gmail」の「Labs」セクションに新しいオプションが追加された。このオプションでユーザーは画像を添付ファイルではなく電子メールに直接挿入できる。これは、標準的な電子メールソフトウェアであれば以前から可能な機能である。しかし、Gmailはこの5年間、画像を送信メッセージの下部に表示される添付ファイルとして単純に付加する方法をとってきた。
これは画像を閲覧する方法としては悪くなかった。しかしGmailを旅行の短いフォトレポートや、家族のニューズレターとしてまとめるために利用する場合、よりリッチな作成ツールを提供する「Outlook」や「Thunderbird」、Appleの「Mail」のような電子メールクライアントソフトウェアと比べると見劣りしていた。
現在、ユーザーが電子メールに画像を挿入したい場合、画像をユーザーのコンピュータからアップロードするか、画像のURLからリンクさせることができる(「Google Docs」でのやり方と似ている)。画像はメッセージの他の部分と合うようにサイズが変更および調整されて表示される。URLを利用する方法がより簡単だが、この場合、受信者がGmailなどのウェブメールサービスを使用していると、スパムメールを排除するため画像を読み込まないので、「下の画像を表示する」というリンクをクリックしなければならないとGmailは注意している。
筆者の個人的な要望は、Gmailが動画にも同じくらいの簡便さを提供することである。友人や家族の一員は、電子メール経由で共有したい動画があるのではないだろうか。すばらしいことだが、おそらく添付ファイルでは対応できないだろう。Gmailが、統合されたYouTubeアップローダーを搭載したら、筆者にとってはとてもうれしいことである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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