ミクシィは4月8日、ソーシャルネットワーキングサービス「mixi」におけるユーザー同士のつながりを利用して、mixi内に独自のアプリケーションを開発できるプラットフォーム「mixiアプリ」のオープンベータ版を公開した。個人の開発者もmixi向けのアプリケーションを提供できるようになった。
これまではmixiアプリは、パートナー向けβ版として、パートナー企業に限定して実行環境と技術仕様を公開してきた。すでに約300社の企業が開発を開始しているという。
mixiアプリでは、ユーザーがアプリケーションで利用することを許諾したプロフィール、マイミクシィ関連情報など、ソーシャルネットワーキングサービスならではの情報を活用できる。mixiアプリ向けAPIは以下のとおりで、今後はフォトアルバム関連情報などの利用を許可することも予定しているという。
またミクシィは同日、mixiアプリを提供する法人、個人を資金面でサポートする「mixiファンド」を設立したことを発表した。
ファンドの対象はmixiアプリを開発、提供するソーシャルアプリケーション プロバイダーで、法人、個人は問わない。支援の手段は出資、融資、mixiアプリ買い取りの3種類。ユーザー間のやり取りが主な要素となっている「ソーシャルアプリケーション」の企画開発力、収益力、実行可能なマネジメント能力が審査基準となる。
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