1.重さ、バッテリーの持ち
以前使用していたUMPC(Eee PC 901-X)と比べるのはおかしいですが、1kg以上重く、バッテリーの持ちは1/3程度です。機能を限定して携帯性を重視するか、フルスペックで携帯性を犠牲にするか、悩ましいところではあります。
私の場合は機能限定したUMPCでストレスを感じる事が多く、MacBookに軍配があがりました。機能を割り切ってと思っていても、やはり色々やりたくなるものです。出先でOffice文書を作ったりSSHでリモートログインしたり、UMPCでもできますがストレスでした。重さは意外に早くなれましたし。
2.他のWindowsマシン使用時に誤操作
キー配列の関係で、Mac上で動くWindows操作に慣れてしまうと、人のパソコン等で通常のWindowsマシンを触った際に、変換ミス等々多発します。両手の親指で日本語、英語を切り替える動作が、半角カナになってしまったり。これが悩みどころです。お客さんのパソコンを触る際に、PC操作に慣れていないと思われないか心配になるほどミスをします。すっかりマウスを使わない事に慣れてしまったため煩わしく感じてしまったり……。自分をとりまく全環境がMacになれば問題ないですが、やはりそういう訳にはいきません。うまく頭を切り替えられるようにならなくては。
3.アプリケーションの種類
やはり使用している上で、Windowsでないと動かないという問題点にぶつかります。その場合は仮想環境で動いているので簡単に切り替えてWindowsで操作できるので問題はないのですが、これはMac、これはWindowsといった感じで切り替え作業が頻繁になります。
アプリケーションに限れば、ユニティーモードというMac OS上の1アプリとしてWindowsマシンを起動するモードで解決ですが、ドライバ関連や常駐ソフトの場合そうもいきません。私が会社で使用している複合機も、Windows用しかユーティリティーがありません。印刷の際は共有フォルダ内において、Windowsに切り替えて印刷しています。両OSにインストールしなければならないものもあったり、簡単に切り替える事ができるが故に発生した作業も多くあります。
4.アプリケーションの質
サードパーティ製のアプリケーションに関しては、デザイン面でも性能面でもまだまだと感じてしまうものが多いです。Windowsでは欲しいと思ったソフトについて、さまざまな方が開発をされているために選択肢が豊富なため、自分の好みにあったUI、機能の物を選ぶ事ができますが、Macの場合には一応一通りのアプリケーションは揃っていても、好みでない場合は我慢して使うしかありません。
UIに関しても前回記事でトラックバックをいただいた「平成鸚鵡籠中記」さんの中に、うまいと感じる表現がありました。
Apple純正アプリは出来が良くても、全部を網羅できるわけではないですし、いくら頂点が高くても裾野がしっかりしていない山は崩れやすくもあります
まさにその通りだと思います。アップル製の製品は本当にすばらしいと思います。しかし、あらゆるアプリケーションがあるわけではありません。最近では仕事で使わない場合でも、多くの方がさまざまな便利ツール等フリーソフトやシェアウェアを使用しています。そういったアプリケーションの中には「ないと困る」と感じるほど必須になるものも多数あります。そういったアプリケーションの充実度というのは、OSとしてWindowsが優れているというわけではなく、やはり利用者数が圧倒的に多い事の利点です。
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