連休前後で楽天が続伸--ドイツ証券の投資判断やTBS問題の進展が好材料に

 楽天株の動きが市場関係者の注目を集めている。株価は3月19日、3連休を挟んで23日と連日で買われ、続伸した。評価材料が相次いで浮上している。

 3月19日、ドイツ証券が楽天の投資判断を新規に「Buy(買い)」とし、目標株価を5万5000円に設定した。主力サービスである楽天市場は、ネット特有の拡大の循環が強く、生活密着型という実需性の強さもあって普及余地が広がっていると指摘する。また、若く、企業規模の小さい企業が多いインターネットセクターにあって、楽天株は発行済株式数の多い銘柄。個人投資家だけでない広範な投資家の対象となり得る数少ない銘柄である点も評価材料だとしている。

 このリポートを受けた同日の楽天株はじりじりと値を上げ、大幅高で取引を終えた。3連休を経た3月23日には、1月7日付記事「上昇トレンド入り期待される楽天--TBS株の評価損計上で悪材料出尽くす」で楽天株を取り上げた時も最大のポイントと指摘した、保有する東京放送(TBS)株に関する材料が浮上している。

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