Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のボーダーズと共同調査のもと、ブックマークに関する調査を行った。また、本調査はボーダーズが提供するセルフ型アンケートリサーチシステム「アンとケイト」を使用して調査を行った。
≪調査結果サマリー≫
今回の調査対象は、15歳〜59歳までの男女602人。男女と年代別の均等割付(男性:301人、女性:301人。10代:120人、20代:122人、30代:120人、40代:120人、50代:120人)を行った。
まずは、現時点でのブックマーク数を尋ねた。その結果、「10個以上〜20個未満」と回答したユーザーが最も多く24.9%。次いで、「30個以上〜50個未満」の17.4%、そして「20個以上〜30個未満」の15.0%が続く結果となった。「ブックマークをしたことがない」という回答がわずか6.3%であること、さらに少数ではあるが「100個以上」と回答したユーザーがいることからも、多くのユーザーがブックマークを認識していることがわかる。
続いて、直近の1カ月間にブックマークした件数を尋ねた。その結果、半数近くとなる46.2%のユーザーが「5個未満」という回答し、次いで「5個以上〜10個未満」の20.9%、そして「ここ1カ月でブックマークをしていない」の16.3%が続く結果となった。この結果だけでは何とも言えないが、1位と3位の「5個未満」と「ブックマークをしていない」を合計すると62.5%にもなり、ブックマークをするユーザー、もしくはブックマークの利用頻度が低下してきているのではないかと考えられる。
ブックマークの利用頻度が低下しているかどうかを検証するために、2つのデータを見てみたい。ひとつが「検索エンジンの利用状況」、そしてもうひとつが「サイトの閲覧方法」である。
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