Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のボーダーズと共同調査のもと、テレビやPCの習慣に関する調査を行った。
また、本調査はボーダーズが提供するセルフ型アンケートリサーチシステム「アンとケイト」を使用して調査を行った。
≪調査結果サマリー≫
今回の調査対象は、15歳〜59歳までの男女602人。男女と年代別の均等割付(男性:301人、女性:301人。10代:120人、20代:122人、30代:120人、40代:120人、50代:120人)を行った。
まず、Q1では「家についてまず初めにすること」を尋ねた。その結果、「PCを立ち上げる」と回答したユーザーが最も多く45.0%。次いで、「テレビをつける」の29.1%、そして「家事」の12.8%が続く結果となった。
電通が2008年2月に行った「クロスメディア行動調査」の中でも同様の質問がされているが、約1年前のこの時点では「テレビの電源を入れる」が39.8%、「PCを立ち上げる」が31.9%と、両者の差こそ拮抗しているものの、まだテレビの利用率が上回る結果となっていた。
調査手法は共にインターネットを通じて行われているものの、調査対象者やサンプル数などが異なるため一概には比較できないが、この調査結果はPCが人々の性格により浸透し、“習慣化”していると考えられるのではないだろうか。
この結果を男女別にみると、男性の方がPCを立ち上げる割合が高く半数以上のユーザーがまずはPCを立ち上げると回答している。女性に関しては、主婦も調査対象者に含まれていることからか、まず家事をしてしまうと回答したユーザーが男性に比べ18.2ポイント高く21.9%となった。
また、年代別の特徴としては、10代は「PCを立ち上げる」や「音楽をかける」ユーザーが多く、「テレビをつける」割合が低い。30・40代については、「テレビをつける」ユーザーが比較的多い傾向にあり、20代と50代については平均的な数値となっている。
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