Googleは、同社が契約した人工衛星「GeoEye-1」からの高解像度画像を提供開始した。しかし現在のところ、「Google Earth」でのオプションとしてのみ提供されている。
Googleのストラテジックパートナーマネージャーを務めるDylan Lorimer氏とアソシエイトプロダクトマネージャーを務めるJacob Schonberg氏が米国時間3月18日のGoogle Lat Long Blogの投稿で、「数カ月中に、素晴らしいGeoEye-1からの画像をご覧になれるだろう。この画像は当社のデータベースに融合させられ、Google Earth、『Google Maps』『Google Maps for Mobile』を通じて閲覧可能になる予定である」と記した。
同氏らによると、それまではGoogleのGeoEye-1プレビューサイトからGoogle Earth向け画像アドオンをダウンロードすると複数の画像を閲覧することができるという。Google Earthは現在、複数のブラウザのプラグインとして機能するため、GeoEye-1からの画像を体験するために完全なGoogle Earthアプリケーションをインストールする必要はない。ページ上の横に並んだサムネイル画像のどれかをクリックすると、ブラウザ内で起動する。
GeoEyeは2008年9月にGeoEye-1を打ち上げた。また同社は2011年に、より高解像度なカメラを備えた別の人工衛星の打ち上げを計画している。しかし、米国政府はGoogleが提供する画像の解像度を50cmに制限している。GeoEyeはBarack Obama米大統領の就任式の模様など、その他にも衛星からの画像を提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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