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ぐるなびの株価が低迷--2008年末の東証1部上場が下落の背景に

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 飲食店情報提供サイトを運営する、ぐるなびの株価が低迷している。業績拡大が続き、実態面には一点の曇りもない状況が続く。全般相場は調整色を強めているが、ぐるなび株は実態の好調と株価との乖離(かいり)が大きくなっている。

 ぐるなびは大証ヘラクレスに上場していたが、2008年12月12日から東証1部に昇格した。有力ネットベンチャーでも、現在の経済環境下では超一流企業が揃う東証1部へ上場することは難しい。ぐるなびより企業規模が大きく古い歴史を持っていても企業でも新興市場を卒業できずにいる企業が多い。

 足元の株価下落の背景には、この東証1部への上場が関係している。東証1部に新たに上場した企業は、TOPIX(東証株価指数)に算入される。TOPIXは東証1部上場企業のすべてが算入されるため当然なのだが、株式市場ではTOPIXや日経平均株価など株価指数に連動したファンドなどの金融商品が多く存在する。パッシブ運用と呼ばれる指数連動型の運用を行う資金は、運用成績よりも指数と連動することを目的としているため、ぐるなびのように新たに上場し指数に組み入れられる銘柄は機械的に買う必要がある。

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